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2021-07-07

紫外線が頭皮に与えるダメージとおすすめシャンプー

紫外線が頭皮に与えるダメージとアハヴィーおすすめのシャンプーと対策

今年も夏がやってきました。

コロナの影響で中止されていた夏のお祭りも再開するところもあるようですね。

夏祭りというといつも思い出す、あの出事。

3年前の夏祭りでした。この年は新人のMさんも参加。夏祭りも初めてではりきっていました。前日には気合を入れるために頭をきれいに剃られていて、青白いくらいのイメージです。

その日は天気も良く、子供たちの熱中症が心配になるほどでした。

お祭りは無事に終了し、2日たってから参加していたMさんが高熱で倒れていると聞きました。頭皮に水膨れを起こし、やけど状態になり熱も下がらず大変なのだと。1週間ほどして様態も安定し事なきを得ましたが、原因は炎天下むき出しの頭だったことのようです。

つくづく髪のありがたさと自然素材の木綿の凄さに驚かされました。

この事が物語るように髪の毛は私たちの体をしっかり守ってくれています。

今回はこの髪と紫外線の関係、さらに対策にお勧めのシャンプーについてお話しします。

まず、髪の役割について考えてみましょう。

 

 

①衝撃から守る!

人の髪の毛は通常10万本生えているとされていますが、この髪の1本1本の毛の間に空気を保ち、外からの衝撃やダメージから頭皮や脳を守る働きを担っています。たんこぶができるほど強く打っても頭皮が切れないのはこのおかげですね。頭が何かにぶつかったときの衝撃を和らげてくれています。

 

 

②紫外線から守る!

有害な紫外線から頭皮を守ることで皮膚がんの発生を抑制してくれるとされています。さきほどの小僧さんの事件もまさにこれですね。

 

 

③温度変化から守る!

人間にとってとても大切な脳、そしてそれを守る頭蓋骨。この脳が危険にさらされるのが温度変化です。ある一定の温度を超えると意識がもうろうとしてきます。果ては痙攣をおこしたり、意識を失ったり。髪の毛には保温効果もあり、外気の寒い温度が高い温度が直接脳へ届かないように守ってくれているのです。

 

 

④デトックス効果で守る!

刑事ドラマで刑事が現場の髪を採集して鑑識に回すシーンが出てきますね。まさにこの仕組みを利用しているわけですね。つまり人の髪は体内にたまった老廃物を外へ排出してくれるデトックスの役割も担っています。これは、日常生活で取り込んでしまった有害な物質が頭皮下へとめぐり、髪の毛の成分として取り込まれるためです。

 

次に髪の仕組みを確認しておきましょう。

髪の毛には発毛の周期があります。男性は3年から5年、女性は4年から6年あるとされています。この成長が鈍くなる期間である退行期、成長がストップする休止期を迎え、やがて髪の毛が抜け落ちます。

 

この休止期の間、毛根の下部では次に生えてくる髪の毛が準備を始めており、抜け落ちた髪の毛の場所から新たに髪の毛が成長しだす、というのが髪の毛の周期です。いわゆる「ヘアサイクル」です。

 

一日に約50~60本程度抜け落ちると言われておりますがこれは問題ありません。

 

この流れが正常にいかなくなるといわゆる「脱毛症」という形になるわけです。

 

 紫外線は勉強してきましたが簡単に復習です。

 

地球に届いている紫外線は一般的に《UVA》《UVB》と言われています。

《UVA》→肌への影響が多い

地表に届く紫外線のうち、約95%がこのUVAです。UVAは特に肌に強く影響を与えます。エネルギーは弱いものの、長時間浴びた場合肌は弾力を失いシワやたるみといった老化現象をひきおこすと考えられています。さらにメラニン色素の合成を増やし、シミが目立つ原因をつくるとも言われています。

 

《UVB》→髪への影響が多い

残りの約5%がUVBですが、特に髪へ強く影響を及ぼすと言われているのです。実はこの光が当たると、髪に含まれるメラニン色素が分解されてしまい、カラーの褪色などの原因になると考えられています。また、活性酸素の影響でキューティクルがひび割れたり手触りや見た目を大きく損ないます。美しい髪を保つためにはこのUVBを防がなければなりません。ちなみに紫外線が肌表面で吸収されるため火傷のように肌が赤くなったりするのはこのUVBのしわざ。長時間当たっていると、皮膚ガンの原因にもなるので要注意です。

 

紫外線は年中降りそそいでいますが、気象庁のデータによると、3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えています。1日の中では、10時頃から14時頃までが最も強いとされています。この時間帯に降りそそぐ紫外線量は1日の50%とも言われています。曇りの日は油断しやすいですが、雲が明るい曇りの日なども、晴れの日と同様に注意が必要です。また、日本では南へいくほど紫外線は強くなりますので、肌はもちろん、髪や頭皮においても充分な対策を心がけることが必要です。

 

 

 

では紫外線は具体的に髪にどのような影響を与えるか確認しましょう

 

①カラーの褪色

これは紫外線によってメラニン色素が壊されてしまう事が原因です。

メラニン色素は紫外線を吸収してくれるの役割を持っていますが、紫外線量が増えると吸収しきれなくなり分解されてしまいます。その結果メラニン色素が減少し、髪の色が薄くなってしまいます。メラニン色素とは紫外線などのダメージから髪を守り、色艶を保つ役割の色素。そのメラニン色素が壊された状態では髪もダメージを受けやすい状態になってしまいます。

 

②毛先の枝毛・切れ毛

髪はタンパク質の一種であるアミノ酸システインが結合してできています。このアミノ酸システインが紫外線の影響により分解されることで、髪が弱くなり、毛先の枝毛や切れ毛の原因になります。せっかく普段お手入れしても、紫外線によって枝毛や切れ毛ができてしまうのは勿体無いですよね。

 

③頭皮へのダメージ

以外に見落としがちな頭皮へのダメージも深刻です。髪は枝毛やパサつきなどで実際に目で見てダメージに気付くことができますが、頭皮は 目で見て確認することが難しく、気付かないうちにじわじわと細胞を破壊されてしまいます。髪の毛を作る大切な細胞を毛母細胞といいますが、紫外線により毛母細胞がうまく働かなくなると、新しい髪の毛を作ることができなくなり抜け毛や薄毛の原因になってしまいます。

 

健康な髪は健康な頭皮から作られます。これから生えてくる髪のためにも、頭皮の紫外線予防は大切なのです。また、毛根の中にある色素細胞の損傷は白髪の発生も促します。白髪が気になる方も、頭皮への紫外線対策が必要です。頭皮は、髪の毛を育む土壌のようなもの。現状だけでなく、ゆくゆく困らないためにも予防のケアが不可欠です。

 

最後に髪の状況に合わせた髪商品の紹介です。

アハヴィー化粧品ではクラスパトゥアの「ザ・シャンプー」とクラスヨフィーの「パズィット」があります。

簡単に分けると健康な髪を持っている方はザシャンプー、

髪のハリ、コシが気になる方、ダメージが気になる方にはパズィットと覚えて下さい。

ザシャンプーはお肌に優しいアミノ酸系の成分で構成されていますのでお肌や地肌がデリケートな方にお勧めす。

全身用としてお使いいただけるのはこのような理由からです。

ザシャンプーは当社創立以来の「七つの安全性」を基準に開発されていますので、無香料です。地肌をも守りながらしっかりした髪の毛を維持できます。

一方で夏場はどうしても香りが欲しいというお客様の声も反映し開発されたのが「パズット」です。女性にもっとも人気のある香りという事で「ベルガモット」の精油を配合しています。泡立て時の沸き立つような香りは、バスタイムをより一層癒しのひと時に演出してくれます。

尚、パズィットには姉妹品のトリートメントの「ハガール」、ヘアコンディショナーの「ミハール」もご用意しております。

併せて使って頂く事で傷んだ髪を優しくケアしてくれます。

また、最近巷では頭皮のケアが注目されているようですが、

アハヴィー流にケアをご希望の方には「ヘアパック」をお勧めします。

基礎化粧パック剤「ラヌア」と同じ成分で構成されているため、頭皮のパックというイメージでご愛用頂くと良いと思います。

日傘を差し、帽子、サングラスもちろんマスクも着用頂き、夏の紫外線対策を万全に致しましょう!

次回もお楽しみに!

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